日本人にとっては、例えば、ドル/円 ポンド/円 ユーロ/円
これらの言葉が日頃一番よく聞く「通貨ペア」となるでしょう。
ペアとは、英語の pair のことですね。
私が愛用している天才英和辞典によると、
pair:名詞(靴・手袋など2つからなるものの)1対 1組 とあります。
動詞の場合は1対・1組にする 組み合わせる 1組になる 組み合わさる
という意味です。
つまり、二つの通貨の組み合わせ、一対の通貨を指す言葉となりそうです。
実際のトレードでの使われ方としては、
ドル/円 106.905−907
などのように使われます。下記の画像をご覧ください。
一つの通貨ペアに付き、2つのレートが示されていることがわかります。
通貨を売るときに適用されるレートのことを「Bid」買うときに適用されるレートのことを「Ask」と言います。
通貨を売るときに適用されるレートのことを「Bid」買うときに適用されるレートのことを「Ask」と言います。
AskとBidについて
「Ask」と「Bid」という言葉が出てきましたので、例のごとく愛用の大修館ジーニアス英和辞書にその意味を尋ねてみましょう。
”ask:動詞 1.求める、くれと頼む 2.尋ねる”
”bid:動詞 1.(競売、入札で)値をつける。 2.命ずる”
今回は正しい意味を教えてくれました。天才です。
”ask:動詞 1.求める、くれと頼む 2.尋ねる”
”bid:動詞 1.(競売、入札で)値をつける。 2.命ずる”
今回は正しい意味を教えてくれました。天才です。
通貨ペアの読み方
この数字の解釈が一番の問題です。
果たして ドル/円 106.905−907 とはどういうことでしょうか。
これは、1ドルを売るときは、106.905円で売ることができ、買うときは106.907円支払う必要があるという意味です。
では、ユーロ/ドルはどうでしょうか。
これは、1ユーロを得るために何ドル支払うかという意味です。
さらには、ポンド/豪ドルはどうでしょうか。
通貨ペアのポイント
通貨ペアを把握するにあたって、一番のポイントは、
先頭の通貨を取引すると後半の通貨をいくら得るのか、または支払うのかということです。
つまり通貨ペアのスラッシュを見たら、
取引する通貨1単位/ 取引すると動く金額
と頭の中で置き換えてください。
続く数字のことを、通貨ペアの為替レートと呼びます。
この考え方の癖を身につけて取引を行っていくことによって、
数字にも自然に慣れていきます。
逆に言えば、瞬時に通貨ペアの意味するところがわからないのならば、
その通貨ペアの取引を行うのにはまだ早いということが言えるでしょう。
なお正式名称は、取引通貨/決済通貨 です。
試験はありませんが覚えておきましょう。
試験はありませんが覚えておきましょう。
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