為替 FX 板 取引イメージ
photo credit: Dick Thomas Johnson Tokyo Stock Exchange via photopin (license)

えふえっくすってなに?

外国為替証拠金取引は、通称FXと言われ、巷では株式取引に次いで、
いや、もしかすると凌ぐほどの人気がある取引です。
さて、ここで、そもそもFXってなんぞやという根本的な疑問が浮かびます。

ジーニアス英和辞典の訳

私が高校時代から愛用している大修館のジーニアス英和辞典によると、こうです。

FX(略)[軍]: fighter experimental  次期戦闘機.
F-15JもしくはF-22の次期戦闘機計画をF-X計画と呼ぶ。

明らかに違っていますね。改めて調べ直しますと、

FX(略)[金融] : foreign exchange の略語。Forexとも。外国為替のこと。

とのことです。

要するに、皆さんが言うところの「FXやってます」とは、外国為替やってます。をシャレオツにインテリジェンスな感じに表現したものであると言えるでしょう。
女性の方は、航空自衛隊の方の「F-Xやってます」に騙されないよう注意したほうがいいかも知れません。

元証券マンあるある

職場の同僚などとの休憩時間や食事のとき、私が元証券マンだったことから、
よく投資についての話を振られたものでした。
そんな中で、株や債券、年金保険商品などにすこし詳しかった私に、
妙に色気のある言葉が投げかけられました。

「フヒッ・・・俺・・・FXやってるんだ・・・株なんかと違って、24時間取引できるから、仕事が終わってからもデキて、すごく・・・イイんだぜぇ・・・なぁ、やらないか
その時の私は、現物の株式や債券こそ資産形成にあたって最高の仕組みの一つであるという、一種の洗脳状態(N村の呪いというある種の状態異常)にあったものですから、
「この人はなんと危険な闘気を纏っているんだろう。赤オーラじゃないか」
と思い、とっさに
「長期投資なら堅実な企業の株を買って気絶しておいたほうがいいんじゃない、かな、かな、」
と震え声で返した覚えがあります。
そもそも公務員がFXという勤務時間も気になってしょうがないほど気が狂いそうなリスクを背負う取引をしていてよかったのでしょうか。
私、気になります。

外国為替取引(FX)のリスクについて

FXに限らず、株式・投資信託・生命保険・先物・商品などの金融商品への投資には、「リスク」がつきものです。
リスクとは、相場の変動により、投資した金額の元本が割れる可能性があることを言います。
よくリスク・リターンなどと言われますが、一般的には、リスクの大きい商品とは、金額の変動幅が大きく、大きく利益を出せる可能性があり、同時に損失も大きくなる可能性がある商品のことを言います。

FXのリスクはどの程度?

日本国内での FX取引では、日本政府の規制の下、証拠金制度というものを利用しています。
その制度では、 国内FX業者に差し出した証拠金の最大25倍までの「レバレッジ」をかけることが許されています。
すなわち、投資元本の最大25倍の金額を動かすことができるということです。
一般的に、為替の場合、変動率が 株式に比べて小さいですが、この「レバレッジ」により、 リスクも25倍とまでは言いませんが、相当な倍率で跳ね上がります。
すくなくとも、現物の株式取引よりはリスクは大きいものと考えた方がいいでしょう。
また、あくまでも投資は自己判断で行い、誰かの助言や予測を100%鵜呑みにして行うようなことがないようにお願いします。
最近流行のシステムトレードやEAなど には、この辺りに引っ掛かりそうな、着実に利益がでますなどの文言が散見されます。
投資は自己判断、100%勝てる取引など存在しないと認識することが投資家への第一歩です。
当ブログでも、 投資手法や 相場予測、テクニカル分析などについて の記事を投稿していく予定ですが、100%の勝利を約束するものではありません ので、 くれぐれもご注意ください。
証拠金取引の全くの初心者だという方のために、 証拠金取引制度の説明参考に、下記の、証拠金ってなにそれおいしいの?という記事を書いておりますので、ぜひ一読ください。

緊急連絡事項

私はノンケです。
ハゲてはいません。まだ。




QooQ